中津川

寄稿

苗木城築城500年「もう一度、行きたい城がそこのある。」

苗木遠山家 17代当主 遠山友博高森山に苗木城が築かれたのは、およそ五百年前のことと伝わります。戦国時代の幕開けとなる一五二六年、木曽川北側を本拠とした遠山家の一族が福岡広恵寺から移り、この山に石を積み、城を構えました。遠山家の始まりはさら...
二十四節氣

大寒 | 2026 |丙午(ひのえうま)や初午(はつうま)を感じて藁馬をつくる

大寒だいかんを迎え、恵那山麓もいよいよ一年で最も深い寒さに包まれました。この時期、凍てつく大地の下を流れる水は「寒の水かんのみず」と呼ばれます。
二十四節氣

小寒 | 2026 |庭木の松があること

小寒 新春を迎え、恵那山麓は穏やかな松の内を過ごしています。二十四節気の小寒しょうかんを迎え、暦の上では「寒の入り」となりました。春に向けて寒さが一段と厳しくなる時期ですが、今年の恵那山麓はどこか穏やかです。黒松 赤松 五葉松この季節、恵那...
二十四節氣

大雪 | 2025 | 寒天の冬支度

季節は小雪から大雪へと巡り、暦の上だけでなく、ここ恵那山麓にも確かな冬が降り立ちました。朝、水面には薄い氷が張り、木々の葉は役目を終えて大地へと還ります。風は冷たさを増し、いつしか凛とした北風へ。その風に乗って、本格的な冬将軍の息吹を感じま...
二十四節氣

小雪 | 2025 | 恵那山に三回雪が積もると

立冬に見た、赤い橋からのたゆたう雲海の記憶を抱いたまま、私たちは再び苗木城へと向かいました。季節は二十四節気の小雪へと移り、その名のとおり恵那山はうっすらと雪化粧をまとい始めています。苗木城今回は遠望するのではなく、城そのものが乗る巨岩──...
二十四節氣

霜降 | 2025 | 金平社八王子神社の秋の例祭

霜降 soukou霜降を迎え、季節はいよいよ秋の深みへと。霜が降りる頃といわれ、畑仕事の様子もがらりと変わりました。多くの田んぼでは稲刈りを終え、微かに残る藁の香ばしい匂いが、秋雨の肌寒さに薄れていくのを感じます。金幣社八王子神社岐阜県恵那...
二十四節氣

寒露 ❘ kanro ❘ 2025 恵那市明智町の山で木漏れ日が宿る           

「寒い露」と書く寒露を迎え、朝晩の冷え込みが厳しくなってきました。恵那山麓では、きのこ狩りや栗拾いの最盛期を迎え、山が色鮮やかに装う紅葉の季節が始まろうとしています。
二十四節氣

処暑 | 2025 岩村城下町で二百年まえの思想にあう

処暑は暑さが止まるころという時期。恵那山麓では川の水がぐっと冷たくなります。「夏の終わり」と「秋の始まり」が交錯する時期です。お盆を過ぎ、夏休みの終わりが見えてくる頃です。
二十四節氣

立秋|2025 岩村城下町 「私たちが生きる土地への祈りをもう一度」の想いが提灯をともす

立秋に入り、蝉しぐれが降るように響きます。暑さは厳しいものの、恵那山麓では木漏れ日の下ひんやりした風が頬をかすめる瞬間も。稲の穂先が出始め、田んぼには蜻蛉が飛び交い、秋の始まりを感じさせる風景が広がります。
二十四節氣

2025 | 大暑 ベルを真ん中にして盛夏の準備にいそしむ

「大きく暑い」と書いて“大暑”。一年でもっとも暑い季節が訪れました。太陽も雨も勢いを増し、草はぐんぐん伸びていきます。恵那山麓では、空に湧き上がる入道雲、突然の夕立や雷雨に驚かされることもしばしば。