中津川

二十四節氣

霜降 | 2025 | 金平社八王子神社の秋の例祭

霜降 soukou霜降を迎え、季節はいよいよ秋の深みへと。霜が降りる頃といわれ、畑仕事の様子もがらりと変わりました。多くの田んぼでは稲刈りを終え、微かに残る藁の香ばしい匂いが、秋雨の肌寒さに薄れていくのを感じます。金幣社八王子神社岐阜県恵那...
二十四節氣

寒露 ❘ kanro ❘ 2025 恵那市明智町の山で木漏れ日が宿る           

「寒い露」と書く寒露を迎え、朝晩の冷え込みが厳しくなってきました。恵那山麓では、きのこ狩りや栗拾いの最盛期を迎え、山が色鮮やかに装う紅葉の季節が始まろうとしています。
二十四節氣

処暑 | 2025 岩村城下町で二百年まえの思想にあう

処暑は暑さが止まるころという時期。恵那山麓では川の水がぐっと冷たくなります。「夏の終わり」と「秋の始まり」が交錯する時期です。お盆を過ぎ、夏休みの終わりが見えてくる頃です。
二十四節氣

立秋|2025 岩村城下町 「私たちが生きる土地への祈りをもう一度」の想いが提灯をともす

立秋に入り、蝉しぐれが降るように響きます。暑さは厳しいものの、恵那山麓では木漏れ日の下ひんやりした風が頬をかすめる瞬間も。稲の穂先が出始め、田んぼには蜻蛉が飛び交い、秋の始まりを感じさせる風景が広がります。
二十四節氣

2025 | 大暑 ベルを真ん中にして盛夏の準備にいそしむ

「大きく暑い」と書いて“大暑”。一年でもっとも暑い季節が訪れました。太陽も雨も勢いを増し、草はぐんぐん伸びていきます。恵那山麓では、空に湧き上がる入道雲、突然の夕立や雷雨に驚かされることもしばしば。
二十四節氣

2025 | 小暑 糸を紡ぎ染め、機を織る三郷のあんじゃないの家

小さく暑いと書いて小暑。夏の本格的な始まりを告げる節気がやってきました。恵那山麓の田畑の緑は一段と濃さを増し、空には夏雲がゆっくりと広がります。
二十四節氣

2025|夏至 太陽の光を求める夏秋トマト

夏至は一年で最も昼の時間が長くなる日。太陽が高く昇り、影は短くなり、まるで大地が光に包まれるような瞬間を感じる頃です。この日は世界各地で夏至祭が開かれ、日本でも伝統的な行事が行われています。 
寄稿

志に寄り添う志

Shun Komada「少年よ、大志を抱け」。小学五年生のときだった。担任の先生が意気揚々声高らかにそう読みあげると、続いて「さぁ、みんな、ココロザシについて作文を書いてもらう。ココロザシとは……」一通り説明し終わると原稿用紙が配られた。ク...
二十四節氣

芒種 ❘ boushu ❘ 2025 菖蒲の花が咲く頃に、優雅に泳ぐ鯉を愛でる

芒種 芒種は、稲や麦などの穀物の種をまくのに適した時期とされ、日本の農耕文化と深く結びつく芒種。機会がなかった時代には、梅雨入りを待って田植えの準備をしたのかもしれません。今年の梅雨入りはいつになるでしょうか。錦鯉ふと、今年も菖蒲の花が咲い...
二十四節氣

2025 『小満』| 夏も近づく八十八夜に茶摘みをすること

小満shouman小満とは万物が成長し、天地に満ち始める頃です。恵那山麓の小満は草木が勢いを増し、田畑には生命の鼓動が響いています。そこには「小さく満ちる」「少し満足する」という意味が込められているといいます。今年はなんだか寒い日が多く、農...