二十四節気

二十四節氣

2025 『穀雨』❘変化のある坂本と、変わらないたけのこ

穀物の雨と書いて穀雨。少し前まで冷たかった雨もこの頃になると暖かい雨に変わります。穀雨は桜の花を散らし、私たちの先人は過ぎ去ろうとする春を「行く春ゆくはる」と表現しました。
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2025『清明』 | 日本列島が成立した時代の想いを馳せるシデコブシ

清明 seimei 清く明るいと書いて清明という節気がやってきました。万物がすがすがしく明るく美しい時期です。この頃は、草木が芽吹き、花が咲き始め、生きとし生けるものが輝き始める、まさに春爛漫の季節。太陽の光がやわらかく、鳥たちのさえずりが...
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2025 『春分』 | 陽が増えていく陰陽転化の日に、みかさぎ麹屋を訪ねる

春分の日は国民の祝日の一つで、自然をたたえ、生物をいつくしむ日とされています。恵那山麓ではもうすぐ桜まつりがはじまり、私たちはさくらの開花予想と天気予報を何度も確認します。
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2025 『啓蟄』 |  温度と湿度で菌が活発になる春に小いた園にてしいたけを愛でる

恵那山麓では、クヌギやコナラなどの原木にしいたけの菌を打って育てる家庭もあります。これからの時期は「春子」と言って収穫が盛んな時期です。
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2025 | 『雨水』 雪解け水が流れるローマン渓谷

雨水 usui 山に積もった雪が解け、雨になるという意味の雨水。暦が春になったとたんに、恵那山麓では雪がしんしんと降る予報が続きます。早朝から雪かきの日々を何日か過ごし、予定をいくつかキャンセルし、家の中で過ごしました。山間部では冬期休業と...
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2025『立春』 | 物の豊かさという時代から、心の豊かさの時代へ

立春 risshun立春は日本の暦で一年の始まりを意味するともいわれ特別な時期です。寒の入りの間は凍みた・・・一ヵ月を過ごし、節分の邪気払いで豆まきを終えると立春です。立春を過ぎると、冬の寒さが徐々に和らぎ、新しい命の芽吹きを感じることがで...
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2025 『大寒』 | 寒気に耐えて獲得しようとするもの

恵那山麓では厳しい寒さと共に、冬の真骨頂を感じることができるのが大寒。
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2025『小寒』|寒の入りに考える森と水、人が森を整えること

新年を迎えて最初の節気が小寒です。皆さんはどんなお正月を迎えましたか。小さく寒いと書く小寒に入り、恵那山麓では寒さも厳しくなっています。
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2024『冬至』 |子どもたちから教わる七転び八起き

冬に至ると書いて冬至です。師走に入ったとたん、なんだか気持ちがそわそわしていたのは師走という響きからなのでしょうか。銀杏の老木でさえ急いで葉を落としているように感じられました。
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2024『大雪』|マコモで作るしめ縄で来る年を迎える

大きな雪と書いて大雪。恵那山麓では遠山の冠雪を愛でる日々。「冬はつとめて」を感じさせる大地は、白い衣をまとい静寂に包まれます。