二十四節氣『小満』

ゑなの結
ヤッホー!!日本の暦・二十四節気(にじゅうしせっき)とともに、恵那山麓からお届けしています。春夏秋冬をさらに6つにわけ、24の季節を感じることは多忙な時代のスロウでヒトヤスミな時間。
そしてほとんどの人が農民だった時代のコミュニティは結といわれ、人々はお互いに労力を交換して助け合ってきた背景があります。恵那山を崇拝の対象としていた旧恵那郡を『ゑな』とし、ヒト・モノ・コトと繋がりながら令和の結って何だろう?と考えます。

小満 しょうまん

小さく満と書いて小満。勢いよく降った雨で山や地面からも湯気が湧きたっているのを見ると日差しが強くなったのを感じます。山の木々も姿を変え、葉が茂り、われさきにと太陽の光を浴びに枝や葉を伸ばし、道路は緑のトンネルができそうな勢い。さらさらと揺れていた小枝も今ではわさわさと重みがあり、植物や穀物がぐっと成長する時期です。

私は数年前まで呉服の仕事に携わっていましたので、季節を着物で感じることが好きです。最近では立夏あたりから単衣(ひとえ)といって裏地のない着物を選ぶことが増えています。小満に入ると、より涼しく見えるように、夏を先取りして絽と呼ばれる素材を身に着けます。衿を変え、帯揚げ、帯締めと少しずつ夏にむかって装うのが粋とされていました。相手に涼しく感じてもらい、ゆっくりと夏へとむかう楽しみや期待をシェアするという日本の感性がそこにはあります。二十四節気や、七十二候を意識して帯を結んだり、小物を選んだりするのが楽しみでした。今は農作業のかたわら、私のまわりを爽快に飛ぶツバメを見ながら「思ったより喉が赤い!おしゃれだな。近くの田んぼから泥や草を持ってくるんだな。」と「玄鳥至(つばめきたる)」その後を楽しんでいます。ずっと欲しかったあざみ文様の帯も、畑のかたわらに咲く姿をみるとこれで十分だと思うのです。

朴葉寿司

日本の広葉樹では最も大きな葉をつける朴の木。植物は群れを作って進化してきたのですが、朴は葉を大きくすることを選びました。朴の木はこの地域に多く生息しており、初夏の味を楽しむ郷土料理「朴葉寿司」として愛されています。朴葉寿司が家庭やお店で作られるようになるのは、朴の葉が大きくなる小満のころから。

先日恵那市国際交流協会が主催するグローバル・カフェ2023「朴葉寿司体験」に参加しました。今回はポーランドのフォークダンスチーム「イステブナ」の皆さんと。国を越えての朴葉寿司の体験は今までになく、貴重な体験となりました。イステブナの皆さんは東京から恵那に到着したこともあり、「自然を感じられることが嬉しい、香りが好き。」といってくれました。

私も幼いころは祖母が作ってくれた記憶があります。また学校から帰ると母が作ってくれた記憶もあります。そして昨年から私も朴葉寿司をつくりはじめました。朴葉に酢飯を乗せ、好きな具をのせ、バラエティに富むのがとっても楽しいです。恵那や中津川でも違い、各家庭の味をつくっていくのも楽しみではないでしょうか。私はシーチキンを甘醤油で煮て、シイタケの佃煮、たけのこ、錦糸卵、さくらでんぶなどを入れます。

これから各地で朴葉寿司のワークショップが開催され、販売イベントも予定されています。多くの人にこの香りを知ってもらい、作ったり、味わったりして欲しいと思います。この文化がずっと続き、朴葉寿司の世界がどんどん広がることを願っています。

sponsored/ Koikelab. https://www.instagram.com/koike_lab/

cooperation/ イステブナhttps://www.instagram.com/zespol_istebna/

『ゑなの結』はフリーペーパーの作成もしています

置いて頂ける方には送りますのでご連絡お待ちしています

恵那テラス 恵那銀の森 クラシヤ アケチりんごパーク 

RIAD NANA  いわむらヤギの里

上矢作ラ・フォーレ福寿の⾥ ささゆりの里オートキャンプ場 大正村浪漫亭

AeruSHOP  まちゃっちゃ すなっく暖

SATOYAMA×FARM×SCHOOL 山里楽耕 

cocoon-CommunitySpace-

いわむらヤギの里 

きものもももももものうちくらぶ

コメント