二十四節氣『立冬』

ゑなの結
ヤッホー。日本の暦・二十四節気(にじゅうしせっき)とともに、恵那山麓からお届けしているfree paperです。春夏秋冬をさらに六つにわけ、二十四の季節を感じることは多忙な時代のスロウでヒトヤスミな時間。
そしてほとんどの人が農民だった時代のコミュニティは結といわれ、人々はお互いに労力を交換して助け合ってきた背景があります。恵那山を崇拝の対象としていた旧恵那郡を『ゑな』とし、令和の結って何だろう?と発信しています。

立冬

冬が立つと書いて立冬。「立」という字には、「新しい季節になる」という意味があります。これからは太陽の力が日を追うごとに弱まってくるので、陽射しもすこしずつ弱まり朝夕はさらに冷え込みます。

この時期は太平洋側の地方では晴天が多くなり、日本海側は冷たい雨が降るといわれています。この時期の恵那山麓は晴れる日が多く、美しい空の色が心を明るくしてくれます。空が青いのはなんで?思ったことはありませんか。それは七色の太陽光線のうち、波長の長い紫や青の光だけが、空気の分子に強く散乱させられるといわれています。空を見上げるならここ!という特別な場所はありますか?

立冬の頃は、イベントが多く開催されますが、晴れることを見越したスケジュールになっていると思います。十一月三日の【文化の日】は晴天の特異日として知られているそうですね。明確な定義や理由がないといわれていますが、農とは切っても切り離せない天気のこと。大事にされてきた感性だと思いました。

りんご

冬の寒さに備え、冬仕度を始めるこの時期におすすめの食べ物はりんご。りんごはバランスのよい、たくさんの栄養があるといわれています。食物繊維やビタミン・ミネラルが豊富で、自律神経の乱れを正常に戻し、ストレス解消にも効果を発揮するといわれています。美肌効果や、疲労回復に効き目があるともいわれています。こんなに効能があると「一日一個で医者いらず」も納得です。

恵那、中津川市にもりんご農園はいくつかあり、地元のりんごを使ったスイーツも人気があります。この時期のりんごを食べることはウイルスに負けないからだ作りに一役買ってくれるかもしれません。

りんごの木が最大収穫量になるのは十年といわれています。剪定、受粉、摘果と季節の作業を終え、りんごの種類によって収穫時期が異なります。「紅玉」、「シナノスイート」、「ふじ」と順番に生っていき、晩秋から初冬の季節の移りかわりをりんごの種類で感じられる恵那山麓。立冬の頃はふじの時期です。食べ比べて自分の好きな種類を見つけたいですね。

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