中津川

二十四節氣

芒種 | 2026 威徳寺の石段と大杉、文覚上人の祈りが今も息づく場所

芒種「芒種」を迎える前に、中津川市加子母を訪ねました。加子母は一気に生命の色彩を濃くします。田には早苗が揺れ、山の恵みで育つ飛騨牛、瑞々しい加子母トマト、そして天を突く東濃桧が美しいと感じます。「一木・一牛・一菜」いちぼく・いちぎゅう・いっ...
二十四節氣

小満 | 2026 恵那の山が育む「大きな葉っぱ」の豊かさを想う小満 

小満小さく満ちると書いて小満。今年は朝晩が冷え、立夏を過ぎても霜が降りたとも聞きました。それでも心地よく過ごせるほんの少しの季節です。恵那の谷を吹き抜ける風が緑の匂いを運ぶと、ここから一気に畑の野菜も山々の木々も大きくなります。朴の木あらゆ...
二十四節氣

立夏 | 2026 春の山菜

立夏光を編み、影に憩う ── 万緑の始まりです。立夏を迎え、緑の密度が変わりました。 山全体がエネルギーの塊となり、押し寄せてくるような圧倒的な緑。これを「万緑(ばんりょく)」と呼びます。太陽が高く昇り、日差しがその鋭さを増すことで、木漏れ...
寄稿

恵那山のふもとからの寄稿 | 第26巻 自然食の料理店「養食リンネ」

水と空気の清らかな場所を求めて名古屋から東濃の地へ移住しまして、もう十年。あっという間の歳月でした。当初は恵那に住み、三郷の田んぼをお借りしてお米づくりを始めました。
二十四節氣

啓蟄 | 2026 待ちわびた春がやってくる

啓蟄雪が雨に変わり、季節がまた静かに動いています。二十四節気の一つ「啓蟄(けいちつ)」は文字通り、地中の虫が重い扉を啓(ひら)いて出てくる季節です。恵那山のふもとで暮らす私たちが待ちわびていた春の兆し。この時期に降る雨は、万物を慈しみ育む「...
二十四節氣

雨水 | 2026 天武天皇にまで遡る珍しい苗字「王生(ゐくるみ)」

雪が雨へと変わり、降り積もった雪が解け出す季節。屋根から落ちた雫が、夜の冷気で再び凍りついています。溶けては凍り、また溶ける。「雨水」ならではのアートです。
寄稿

恵那山のふもとからの寄稿 | 第24巻 苗木城築城500年「もう一度、行きたい城がそこのある。」

苗木遠山家 17代当主 遠山友博高森山に苗木城が築かれたのは、およそ五百年前のことと伝わります。戦国時代の幕開けとなる一五二六年、木曽川北側を本拠とした遠山家の一族が福岡広恵寺から移り、この山に石を積み、城を構えました。遠山家の始まりはさら...
二十四節氣

大寒 | 2026 |丙午(ひのえうま)や初午(はつうま)を感じて藁馬をつくる

大寒だいかんを迎え、恵那山麓もいよいよ一年で最も深い寒さに包まれました。この時期、凍てつく大地の下を流れる水は「寒の水かんのみず」と呼ばれます。
二十四節氣

小寒 | 2026 |庭木の松があること

小寒 新春を迎え、恵那山麓は穏やかな松の内を過ごしています。二十四節気の小寒しょうかんを迎え、暦の上では「寒の入り」となりました。春に向けて寒さが一段と厳しくなる時期ですが、今年の恵那山麓はどこか穏やかです。黒松 赤松 五葉松この季節、恵那...
二十四節氣

大雪 | 2025 | 寒天の冬支度

季節は小雪から大雪へと巡り、暦の上だけでなく、ここ恵那山麓にも確かな冬が降り立ちました。朝、水面には薄い氷が張り、木々の葉は役目を終えて大地へと還ります。風は冷たさを増し、いつしか凛とした北風へ。その風に乗って、本格的な冬将軍の息吹を感じま...