二十四節氣『啓蟄』

二十四節氣

啓蟄 けいちつ

啓蟄の時期になると、気候が暖かくなり、冬眠していた虫が外へ出てきます。「啓」が「ひらく」、「蟄」が「冬眠している虫」を意味しています。一雨ごとに気温が上がり、日差しも少しずつ暖かくなってきました。

この時期は「虫出しの雷」と言われる現象も。立春をすぎて初めての雷を指し、俳句の季語にもなっています。雷の音に驚いた虫たちが目を覚ますのかもしれません。実際に動物や虫が冬眠から目覚めるのは、最低気温が5度を下回らなくなり、かつ平均気温が10度以上になってからだそうです。

恵那山麓では二月下旬にもはらはらと雪が舞い、さんさんと降る雨もあり、春あらしがびゅーと吹き、厳しい冬と待ち望んだ春の訪れをいったりきたりしています。

Keichitsu

In Japan, there is a calendar called the "nijyu-shi-sekki(24seasons)" which is related to the amount of light reaching the Earth. It divides the four seasons into six segments and further divides them into 24 equal parts. Each segment is given an appropriate name for the season. We want people to feel the natural time apart from the clock's hands. From early March, it's called "Keichitsu," the time when insects that have been hibernating start to move around.

梅と野鳥たち

春の花だよりが届いていますか。こちらは梅の見頃を迎えようとしています。春の到来を告げる梅は、日本の文化や風景に深く根付いています「花よし、香好りよし、果実よし」といわれます。恵那山麓では、庭に梅の木を植えてあることが多く、三拍子そろった花木は生活と密接していたのだと思います。

野鳥たちも活発に動き出し、春を告げるさえずりが聞こえてきます。ウグイスの初鳴は、西の方から順番に始まりますが、今年は恵那山麓でももう鳴いたと、風の便りに聞きました。梅に鶯はとりあわせのよいもの。美しく調和するもののたとえです。実際にはウグイスは警戒心が強いため、簡単には姿を見せてもらえません。

庭に来てくれる野鳥たちの動きは、小刻みに尾羽を上げたり下げたりしています。地面に降りたり枝に乗ったり俊敏で、さらに羽を広げるときれいな模様がはっきりと見えます。私は名前も鳴き声もまだ覚えられないのですが、どの野鳥もそのしぐさとともに美しいと感じます。美しい色の鳥に憧れ、美しく咲く花に魅了され、日本の文化の情緒や豊かさを感じられる季節でもあると思います。

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Plum Blossoms and Wild Birds

In Japan, plum blossoms are at their best from late February. They are deeply rooted in Japanese culture and landscapes, often described as having "beautiful flowers, delightful fragrance, and delicious fruits."

Wild birds also become active. In Japanese proverbs, there's a saying "ume ni uguisu," which means "a bush warbler in plum blossoms," signifying a perfect combination. However, because bush warblers are quite wary, they aren't easily seen.

It's a season where one can feel the allure of beautiful birds and flowers, experiencing the emotions and richness of Japanese culture.

ゑなの結

私たちは恵那山のふもとでフリーペーパーを発行している任意団体です。本当の意味で“誰一人取り残されない”のは季節の移り変わりではないでしょうか。また美しい自然から、地域の強みや魅力を教えられているのは、私たちだとも感じています。 心を豊かにするこの地域のひとときを二十四節氣とともに発信。そしてこの地のスタートアップから、インタビューや寄稿を通したコンテンツは、恵那山の頂きより「ヤッホー!」と叫ぶように、多くの人々に届いたらいいなと思っています。
We are a voluntary organization that publishes free papers at the foot of Mt. Ena. Isn’t it the change of seasons that truly means that no one is left behind? I also feel that we are the ones who are taught the strengths and charms of the region by the beautiful nature. We will transmit a moment of this region that enriches the mind with 24 seasons. And I hope that the content through interviews and contributions from startups in this area will reach as many people as possible like shouting “Yo-ho!” from the top of Mt. Ena.

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