恵那峡を望むカフェヴィンヤードで発酵ランチを提供する杉崎彩乃さんに出会う

寄稿

百万人の中核都市に生まれ高尾山や奥多摩の自然に癒される人々の中に育ちました。山そのものがご神体の祈りのお山、そして涙も笑顔も封じ込めてしまうコンクリートで出来た巨大な信号機の様な街に、深呼吸の仕方を忘れても、高いモラルとマナーを大切にする責任感の塊のような強靭なメンタリティを育む風土のように感じていました。

年々心惹かれる人の姿が街から消えてゆくようでした。

都市型社会の限界を感じながらも、地下の薄暗い通路さえ親しみは湧くもので長い階段ですれ違う雑踏や満員電車も安心感や愛おしさ、宇宙的一体感をもたらす時がしばしばありました。

しかし地方へ行く度、解放感と夢が広がりました。

『絵本のような世界観の場所で、占い相談に乗るおばあちゃんとして、健康的な飲食の提供を半農半エックスでやり、瞑想スペースのあるアートなエコビレッジ的共同体と家族その他あらゆる違いを超えた地球家族と食卓を囲む場所を作りたい』

移住の決め手はとにかく優しくて温かい人が多いという印象を持ったからです。どの地域でも人は同じですが、時間の流れ方は交通の便と密接ですし心の温度はどれくらい愛情深い関係の上に暮らしが成り立っているかに直結しています。 

決定的な出来事がありました。それは岐阜に入り最初に給油したスタンドのおじちゃん達がニコニコ楽しいトークでお話ししてくれたこと。「ここはハワイなの?!」と思うほど地面からのエネルギーもぽっかりと丸く明るいような感じ、様々なものから守られる土地であることを察しました。

その時から魂の根が砂時計の砂に満たされていくような感謝してもしきれない想いで時を重ね、癒しの力に満ちた利用者さま、そして田畑の自給自足、エコビレッジ的存在へ至るビジョンを視野に入れる会社が運営するカフェで、理想的な社会の一部作りに参加しています。

周りの世界も内面も、ほんのひととき受け持ち管理するよう、あらゆるものから与えられた(present・贈り物、存在、現在)で未来からのレンタルです。

「受け取る事のみ」を求める時に受け取るのは「満しきれない」現実で「もっと満たされたい」という新たな望みを生み出します。

根本的に世界をよくする策として、今や避けて通ることのできないワードといえる『瞑想』は不自然な状態から抜け出すための通路で、自然な状態に回帰させます。

『あなたはわたし』という目で見ることもその状態をうみだします。

・・もしも愛だけが実態で、愛以外のものが幻想だとしたら、あなたは何を望みますか

 ひとつ、試してみてもらいたいのですが、

呼吸の数を落とし 息を 長く 深く 大切に吐いて

内側が安らいだら 氣持ちが 温かい 状態に なるまで 

自分を 赤ちゃん とみなして よしよし あやしてあげるように 

無条件に赤ちゃんの自分に

「よく頑張ってるね。愛してるよ。大好きだよ。ありがとうね。」

と唱えてみてください。

何度でも 繰り返していくと より深く 自然な方向へ

  すべて 流れだします **

【恵那山のふもとからの寄稿】は恵那、中津川に移住定住して下さった人々のなりわいに感謝したい、応援したいというおもいがあります。また、ここで産まれた人々、今は他の土地に根差し活躍している人々の紹介。スタートアップでこれからこんなことしていきたい!応援して欲しい!熱いおもいを伝える人々の場所としたいとスタートしました。 そんな私たちも応援して頂いています。この循環が大きくなってこの土地が豊かになりますように。次のクールの支援も始めました。シェアして頂けたら嬉しいです。

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