二十四節氣

霜降 | 2026 岩村町の木村邸を訪ねる

霜降の候、恵那山のふもとに佇む岩村城下町・木村邸へ。450年以上町を潤す天正疎水のせせらぎと、藩主を迎えた書院の襖に描かれた気品あるコサギの絵。深まる秋とともに、時代を超えて受け継がれる美しさと暮らしの営みを静かに見つめます。
二十四節氣

寒露 | 2026 岩村町の神輿渡行行列

寒露朝夕の空気がふっと冷たくなり、草木に宿る朝露に、ひんやりとした秋の深まりを感じる「寒露」を迎えました。畑に目を向ければ、夏の間、私たちを力づけてくれた夏野菜たちはすっかりくたびれ、お役目を終えるころ。お盆過ぎに蒔いた秋野菜たちは、冷たい...
二十四節氣

秋分 | 2026 この世とあの世が最も近くなる日に、川の流れを感じる上矢作河川公園

秋分昼と夜の長さがほぼ同じになる秋分。急な寒さに身を縮めながら、季節が進んだことを知ります。ふと目をやれば、風に揺れるススキと、深みを増した吾亦紅(われもこう)。そのたたずまいは、息をのむほど美しい。河川公園「ミズベリング」という言葉に背中...
二十四節氣

白露 | 2026 上矢作が守った大船神社

白露草木に降りた露が白く輝き、朝夕の冷え込みに秋の気配がはっきりと滲む白露。恵那山のふもとは静かな霧に包まれます。大船神社岐阜県恵那市の上矢作町を訪ねました。愛知、長野、岐阜の三州が交わる険しい山間地。面積の95%が森林といわれる広大な森の...
二十四節氣

処暑 | 2026 ゑなの結と米づくり

処暑暦の上では「処暑」。恵那山麓を吹き抜ける風に秋の涼しさが混じり、季節がそっと装いを変える気配を感じます。青々とした絨毯のようだった田んぼは日毎に色を深め、実の入った稲穂が重そうに頭を垂れています。風に乗ってあの香ばしい香りが漂ってくると...
二十四節氣

立秋 | 2026 ゑなの結の色

立秋暦の上では「立秋」を迎えました。厳しい暑さの中にも、夕暮れ時にふと通り抜ける風や、ひぐらしの鳴き声に、ほんの少し秋の気配を探したくなる季節ですね。もうすぐお盆。ご先祖様をお迎えし、今ここにある命や繋がり、過去から受け継がれてきたものに静...
二十四節氣

大暑 | 2026 「天空の町」飯地高原自然テント村で、星空を感じる

大暑大きく暑いと書く「大暑」。その字が示す通り、一年で最も暑く、本格的な夏がやってきました。肌を焦がすような強い日差しが降り注ぐ季節。恵那山麓で、同じ夏空の下にいるあなたは今、どんな空を見上げているのでしょうか。星空指数地球の自転と公転。私...
二十四節氣

小暑 | 2026 「天空の町」飯地高原自然テント村で、木漏れ日の小道を歩く

小暑「小さく暑い」と書く、小暑。恵那山麓では瑞々しい夏野菜が出回り始めました。大地が育んだ夏野菜の鮮やかな色彩に、本格的な季節の到来を実感する頃です。これからやってくる夏に向けて、今年はどこへ行こうかと、胸を躍らせながら予定を立てている方も...
二十四節氣

芒種 | 2026 夏至の明治座(中津川市加子母)自然の光が照らす芝居小屋の歴史

夏至一年のうちで最も太陽が空に長く留まる季節、夏至。恵那山のふもとには、古代祭祀の痕跡とされる巨石が点在しています。その大きな石と石の隙間から、一年で最も力強い夏至の太陽が昇る光景――そこには、太古の人々が天体に抱いたであろう畏敬の念が息づ...
二十四節氣

芒種 | 2026 威徳寺の石段と大杉、文覚上人の祈りが今も息づく場所

芒種「芒種」を迎える前に、中津川市加子母を訪ねました。加子母は一気に生命の色彩を濃くします。田には早苗が揺れ、山の恵みで育つ飛騨牛、瑞々しい加子母トマト、そして天を突く東濃桧が美しいと感じます。「一木・一牛・一菜」いちぼく・いちぎゅう・いっ...